配送は楽な仕事って本当?求人を探す際に知っておきたいポイント
求人や転職サイトでは、独立起業によるドライバーの募集が多く見受けられます。男性女性を問わずだれでも可能で、必要な資格も車の免許だけで、運送や物流の経験も不要、そして開業資金も少ないということで、今もっとも注目される職種となっています。
また、仕事内容も楽で年収も今の職種よりアップするということも言われています。しかし、車による配送という仕事は本当に楽なのでしょうか?
そこで、今回は配送の仕事内容とその特徴などを解説してみます。
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そもそも楽な仕事とは?
一般的な楽な仕事のイメージは?
一般的な楽な仕事のイメージというとどんなことが挙げられるでしょうか。
まず、労働時間、拘束時間が短いということ、残業、早出、夜勤などがない、休暇が多い、年次有給休暇を取得しやすいという職場における勤務環境に関する楽さと待遇に関すること。
そして、毎日同じ内容の仕事であるルーティンワークが中心であることや、難しいマニュアルを覚える必要がなく未経験者でも簡単にできる。さらに重いものを持つ作業がないことや、空調の効いた室内で座ったまま勤務できるデスクワークであることなどという体力的、肉体的な苦労がないことも考えられます。
さらに、ノルマがあったり責任を求められたりすることがない、取引先の企業や客との対応が少ない、そして業務において突発的なあらゆるイレギュラーが少ないなどといった精神的な楽さもあると思います。
楽な仕事と思われやすい仕事は本当に楽?
上記の様々なイメージに少しでも多く当てはまる仕事は、楽な仕事であると思われやすく、実は配送もそのうちの一つといわれています。
しかし、配送にも比較的負担が少ない仕事はありますが、どのような仕事にも大変な部分はあるように、運送の業界にも大変な部分もあります。
「こんなはずじゃなかった」「もっと楽だと思っていた」と公開することがないように、軽貨物自動車による配送の仕事について解説してみましょう。
配送が楽な仕事と思われやすい理由とルート配送の特徴
配送が楽な仕事と思われやすいポイント
配送が楽な仕事と思われやすいポイントとしては、一人で仕事を進めることができる点が大きいのではないでしょうか。
正社員として向上や大手の会社に勤務するのと異なり、煩わしい人間関係が少ないというのは、今の時代非常に魅力的な環境と言えます。そして、個人事業主なので休暇、勤務日を自由に決めることができる点も転職にあたっての重要なポイントとされています。
また、良く見かけるルート配送の場合、決められたエリアのみで仕事をしていそうな点が「楽そう」というイメージを持たれる要因ではないでしょうか。
ルート配送の特徴
代表的な配送業務であるルート配送の特徴を例に挙げてみましょう。
事前に決められたルートに沿って配車し、荷物を納品していく配送が一般的にルート配送と言われています。配送センターや工場などから小売店への配送などへ、定期的に配送する必要がある仕事を取引先の企業などから代行する業務です。
この仕事は、配達する順番やルートさえ把握すれば、仕事内容そのものは初めての人でも覚えやすく、収入も安定していることから、初めての人や女性にも取り組みやすく比較的楽な仕事とされています。
しかし、このルート配送は簡単で楽なだけに、配送の仕事としては運賃が安いために、ベテランになると他の業務と掛け持ちで行う人が多いのが実情です。仕事は楽でも、楽にお金を稼げる仕事ではないということになります。
配送の仕事を選ぶ際に心得ておきたいこと
配送の仕事にも適性がある
配送の仕事のスタッフにも適性があります。ルート配送のように同じ作業内容の繰り返しであっても、仕事として割り切って飽きずに続けられるかどうか。
最初のうちは夢中になって仕事をこなすので充実感がありますが、慣れてくると物足りなくなるという人もいます。また、車の運転には慣れているかも適性の一つです。
地域によっては込み入った住宅街や車の通行が難しい繁華街、いったことのない工業地帯など、普段走ることのないところもいかざるを得ない場合もあるので、車の運転に自信がないと難しいかもしれません。
そして、荷物の内容によっては、繁忙期の忙しさや残業にも耐えることができるかという点も大切です。これらの適正に見合っているかを判断することが大切です。
体力が必要とされる
ルート配送は、効率良く多くの配送を行うため、集荷をするための出勤時間が早い場合があります。小売店の開店前に配送するといったケースも非常に多いので朝早く出勤するのが一般的です。
また、一度に多くの荷物を積み込んで丸一日長時間運転することが多いのも特徴です。さらに、業務内容にとっては重い荷物を持ち上げるため、腰を痛めるおそれもあることもあります。
これらのように体力勝負となる一面もあるので、自分が可能な仕事であるかを考えなければなりません。
安定した収入を得るには一定以上の仕事を受ける必要がある
業務内容にもよりますが、宅配のように給料が歩合制の場合は、一定以上の仕事をしないと十分な収入を得ることができないのも事実です。
やればやるだけ稼げるのですが、やらなければ稼げないという単純な図式です。個人事業主となるため、ガソリン代やメンテナンス、そして医療などの経費も会社ではなく、自己負担になります。
そのため、誰でもできるだけ多くの収入を得たいと考えていますが、ルート配送やスポット・チャーター便は運賃が高くても仕事に波があり、収入は安定しません。
そこで、収入が安定しているルート配送を軸に、空いた時間にスポット便やチャーター便を行うなど、掛け持ちが必要な場合もあることも覚えておきましょう。
軽貨物運送業を始めるには申請が必要とされる
上記の様な軽貨物運送業を始めるには車両を用意して、運輸支局に届け出を行う必要があります。
そして交付された事業用自動車等連絡書を提出し、軽自動車検査協会で営業用ナンバー、いわゆる「黒ナンバー」を取得することで初めて軽貨物運送業の個人事業主としてスタートできるのです。
また、この取得にはある程度の費用や手間もかかりますが、個人でできる範囲ですので、各サイトなどを参考にしてその方法を調べてみるのも良いと思います。
そこで、届け出方法を紹介している記事のリンクを以下にご紹介しますので、チェックしてみてください。
どうして今、軽貨物運送業が人気があるのか
一般的に転職という形で起業するケースの多い軽貨物運送業なので、現役で活躍されている方の前の職業は様々です。
4トンや大型のトラックの運転手として全国を飛び回った方もいますが、事務や管理といったデスクワークが中心の仕事をされた方やサービスに従事されていたもいます。
勤務形態も正社員だけでなく、アルバイトや契約社員であった方もおり、共通するのは始めて個人事業主として独立するということです。
これらの方がどうして今、軽貨物運送業に注目し開業されたのか。それはこの仕事の条件の良さだけでない、多くの魅力があるからではないでしょうか?
まとめ
誰でも開業を機に少しでも多くの収入を得たいと思っています。
しかし、誰でもある一定の収入が得られますが、人より多く収入を得るためには、それなりの努力が必要です。個人事業主は自由ではありますが、会社員ではないので、会社や上司から支持を受けて行う訳ではありません。全て自分で考えて行動することが必要なのです。
楽をしようと、えり好みしてもダメですし、むやみに多くの仕事を引き受けても長続きしません。 自分の出来ること、できる範囲がどこまでかを考えることが大切であり、それを自分で決められるのが軽貨物運送業の一番の魅力なのです。
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